Sさん(男性・10代)
事故の経緯
交差点での、バイクとトラックの接触事故。
今回の事故で肋骨の変形とともに肺の一部を切除することになったのですが、後遺障害の申請書類が不十分であったため、肺について後遺障害を得ることができませんでした。
また、Sさんは、事故当時アルバイトであったため、保険会社から逸失利益を過少評価されてしまいました。後遺障害、逸失利益について、正当に評価してもらいたい、とのご依頼でした。
弁護士の対応
まず後遺障害については、病院からカルテを取り寄せるともに、医療調査機関の協力を得て、後遺障害等級の異議申し立てをしました。その結果、後遺障害の等級を12級から併合11級にあげることができました。
さらに、事故当時アルバイトであったとしても、Sさんの年齢を考慮すれば、将来的に収入がある可能性が高いことを主張し、男性の平均賃金を基準とした逸失利益を勝ち取ることができました。
弁護士からのコメント
あなたが、交通事故の後すぐから痛みを訴えていたとしても、そのことが、カルテや検査記録には全く残っていないことも珍しくはなく、そのような場合、あなたがはじめから痛がっていたことを後から立証することがとても難しくなります。
はじめから適切な後遺障害等級認定を受けるためには、交通事故の早い段階から、弁護士のアドバイスをもらうことが重要です。
交通事故にあってけがをしてしまった、後遺障害が残ってしまった、という場合には、お早めに弁護士にご相談ください。