平均余命

ある年齢の人が、平均であと何年生きられるか、ということです。交通事故で、高齢者の逸失利益の計算や、将来の治療費の計算等において、いつまでの期間を基準に考えるかを決めなければなりません。縁起でもない話ではありますが、かといって、永久に死なないことを前提にするわけにもいきません。そこで、統計的に、あと何年程度生きることができるかという平均余命を使って計算します。平均余命は、厚生労働省が公表している簡易生命表に記載されています。